ココナッツホイップの作り方~ココナッツクリームでホイップ!
乳製品を使わずに、ホイップクリームを作ってみましょう、絞り出しでデコレーションもできます。
★必要なのは「ココナッツクリームの脂肪分の多いところ」。取り出すには、冷蔵庫で2日間以上冷やすか、水切りを2時間程しましょう(水切りココナッツクリームのレシピへ)。
★そして、「冷やした器具」です。ボウルやミキサーのビーターも使う前に冷凍庫へ。たっぷり用意した氷水(塩も入れて温度を下げます)もお忘れなく!
「すぐ作りたい、冷やす時間がない」場合でもホイップできる方法がありますのでご安心を!
材料
- カラ ココナッツクリーム 200ml(1パック)
★重要:クリームは冷蔵庫で2日間以上冷やす、または冷蔵庫で水切りをする
- 粉糖またはお砂糖(なじみやすい粉糖がおすすめです) 10~20g程度
- 必要に応じて、お酢またはレモン汁 小さじ1~1.5
器具
- 冷凍庫で冷やしたボウル
- 一回り大きいボウル(氷水を入れるためのもの)
- ハンドミキサー
- 氷と塩
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ココナッツホイップの作り方
【事前準備】
ココナッツクリームは(A)冷蔵庫で2日以上冷やすか、
(B)水切りを2時間以上する。器具は使用前に冷凍庫で冷たくしておく。
大きいボウルに氷水を用意する。たっぷりの氷に水を入れ、塩を入れて温度をさらに下げる。
A)冷蔵庫で2日間以上冷やす
冷やすことで水分を分離させ、脂肪分の濃いところを効率よく取り出します。
もし、うまく分離していなかったら、茶こし目の細かいザルで水分を流すか、Bの水切りをしてください。
B)冷蔵庫で2時間以上水切りをする (早く出来あがり、固めのホイップになります)
水切りすることで冷やしつつ脂肪分の濃度を上げる方法です。
ザルにキッチンペーパーを敷くか、コーヒードリッパーとフィルターで水切りをします。
固くなりやすいのでホイップの状態をよく見てください。
【ホイップの手順】
- 冷やしたボウルを大きな氷水入りのボウルに置き、ボウルにココナッツクリームを入れる。(A)の場合は、クリームのパックを上から開け、上部の塊部分を入れる。
- ハンドミキサーの中速で泡立てます、粉糖(または砂糖)を入れ、 好みの立て方までホイップしてください。 (粉糖以外の砂糖を使う場合は、粒をなじませるため最初に入れます。)
- うまく泡立たない場合は、レモン汁を少しずつ入れホイップ(☆)しましょう。
- 冷蔵庫で冷やしてからお召し上がりください。ホイップクリームは、ラップをかけた冷蔵庫で2日ほど保存できます。
(☆) レモン汁などの酸を少し入れると、ホイップしやすくなります。少し酸味は出ますが、比べないと分からない程度の酸味です。翌日でもクリームがだれにくいです。
美味しいコツ
★「材料も器具も冷たくする」ことです(常温だとだれてしまいホイップになりません)。 ボウルに入ったクリーム全体が氷水のある面と接しているようにしましょう。
★「クリームの脂肪分を取り出す」ココナッツクリームの脂肪分が生クリームより少なく(ココナッツクリームの脂肪分は約24%、生クリームは脂肪分35~47%)このままだと少しホイップしづらいため、ぽってりとクリームの濃い部分をすくい取る必要があります。その方法が「冷やしてクリームを脂肪分と水分に分離させる」ことです。残った水分は入れないでください。
★途中でだれてきたら、冷蔵庫で置いて冷やしてからホイップしてください。
★粉糖やレモン汁は最初から入れても問題ありません。
すぐに作りたい!冷やす時間がないときのコツ
★器具を冷たくすることと、レモン汁で解決できます(夏場のぞく)。ホイップになるまで少し時間がかかりますが、ホイップ可能になります。
常温のクリームをホイップするのに大切なのは「氷水でがっちり冷やしてホイップする」ことです、すくうときに水っぽいところはできるだけ入れないようにします。ボウルを冷凍庫に入れ短時間でも冷やすこと、氷水はたっぷり用意し、ボウルの中のクリーム全体が冷やされた状態になること。です。
★レモン汁など酸の成分で、温度が高くてもホイップしやすくなります。